映画『メメント』を観た
どうも、アリエです。
タイトルの通り、『メメント』という映画を視聴しました。
これがなかなか衝撃的な作品でした…
流石はクリストファー・ノーラン作品だなって感じで、オチで一杯も二杯も食わされた気がします。
ネタバレになるかもだけど、だんだんと時間軸が遡っているということにすぐに気が付けなかったのが痛かった。
30分くらいたってようやくどうやって時間が流れているのかを理解しました。
この監督の代名詞的作品である『インセプション』もかなり難解なストーリーでしたが、この『メメント』も負けずとも劣らない難解さでしたね。
『メメント』のテーマは「記憶」であると思いますが、『インセプション』の「夢」とも似たような波長を感じました。
自分が記憶している「記憶」とは本当に正しいのか、その正しさはどこからきているのか、そもそも正しくないのではないだろうか。
すなわち自分の記憶というのはもはや「夢」にすぎないのではないのか。
記憶というのは不思議なものですね。
どこかしら自分にとって都合のいいように無意識的に取捨選択しているかもしれないわけで。
その時点で自分の主観が介入してしまうわけだから「記憶」というのは客観的な情報ではなくなってしまう。
記憶を思いかえすという動作は、ただ夢を見ているだけなのかもしれない。
そんなことをこの作品をみて思いました。